Xperiaのオリジナルケースが作れるサービスまとめ

2016年4月3日 公開

SONYから発売されているスマートフォンブランドであるXperiaは、非常に多くの機種が発売されていますが、オリジナルケースを作るとなると、iPhoneに比べて取り扱っている印刷会社が極端に少なく、ほとんど選択肢がありません。

実際、「オリジナルスマホケース」などで検索してみても、出てくるのはiPhoneケースばかりで、なかなかXperiaの、しかも自分が使っている機種のオリジナルケースが作れるサービスは見つかりません。

そこで今回は、そんなXperiaユーザーの方のために、オリジナルのXperiaケースが作れるサービスをまとめました。

Xperiaとは?

XperiaはSONY(ソニーモバイルコミュニケーションズ)から発売されているスマートフォンのブランド名です。

初代モデルは2008年に海外で発売された「XPERIA X1」で、以後次々と新機種を発表しており、海外モデルやタブレットまでを含めると、2016年時点で100種類以上の機種が発売されています。

国内におけるXperiaのシェアとオリジナルケースの需要

現在国内で流通しているスマートフォンのシェアは、AppleのiPhoneシリーズが最も多く、続いてSONYのXperiaシリーズ、SAMSUNGのGALAXYシリーズと続きます。

Xperiaは国内メーカーのスマートフォンとしては、SHARPやFUJITSUを大きく引き離し、トップのシェアを誇ります。

しかしながら、iPhoneのシェアがスマホ全体の60%以上であるのに比べて、Xperiaのシェアは10%にも見たないため、iPhoneと比べると関連商品の需要は低く、Xperiaのオリジナルケース製作に対応しているサービスも数えるほどしかないのが現状です。

日本国内のスマートフォン・シェアランキング
(2016年2月)
機種名 メーカー シェア率
iPhone Apple 60.8%
Xperia Z3 Compact SONY 2.1%
Xperia Z3 SONY 1.4%
Xperia A SONY 1.2%
Xperia Z3 SONY 1.1%
Xperia Z1 f SONY 1.0%
GALAXY S5 SAMSUNG 1.0%
ARROWS NX FUJITSU 0.9%
Disney Mobile on docomo SHARP 0.8%
AQUOS SERIE mini SHARP 0.8%

出典:スマートフォン・シェアランキング|株式会社ウェブレッジ

Xperiaでオリジナル製作をする時のケース素材

一般的にスマホケースに使われる素材はレザー、アルミ、プラスチック、ゴム、シリコンなどいろいろな種類がありますが、Xperiaの場合は上述した通り、全体的な需要が少ないため、オリジナルケースとして作れるのは、手帳型の場合はレザー(合皮)、ハードケースの場合はプラスチックの2種類となります。

1機種を1000個以上作るような大ロット注文の場合は、本皮素材やTPU素材(ゴムのような素材・ソフトケースとも呼ばれる)のケースに対応してくれる印刷会社もありますが、よほど商品力に自信がある場合でなければやめておいた方がよいでしょう。おそらく売れずに在庫の山の中で仕事をすることになります。

Xperiaケースの価格

スマートフォンのオリジナルケースを作るときの価格は一般的に「ケース本体の料金+印刷料金+送料」の組み合わせになっています。

XperiaケースはiPhoneケースと比べてニーズが少ないため、仕入れの関係上、ケース本体の価格がiPhoneケースよりも数十円〜数百円高い場合が多く、結果的にオリジナル製作をする場合の価格も若干高めの価格設定になることが多いようです。

Xperiaのオリジナルケース作成サービス

前置きが長くなってしまいましたが、Xperiaのオリジナルスマホケースが作れるおすすめのサービスを3社ピックアップしました。

それぞれ取り扱っているケースの素材や印刷方法が異なるので、「最新のXperiaの機種でオリジナルケースを作る」「自社ブランドの販売用にまとめてたくさん作る」など、自分の目的に合わせて最適な印刷会社を選びましょう。

ブラウザから簡単にオリジナルXperiaケースが作れる – DMM.make


DMMが提供しているオリジナルグッズの作成サービスです。

ウェブブラウザ上から簡単にケースのデザインが作れるのが特徴で、デザインソフトを持っていない人でも簡単にオリジナルのXperiaケースを作ることができます。また、専用のスマホアプリからもデザイン及び注文が可能です。

自分用、あるいはXperiaを使っている友達へのプレゼント用に1個だけ作りたいという人にとっては最も使いやすいサービスです。

こちらのサービスでオリジナル製作が可能なXperiaの機種は下記の通りです。ケースの素材はプラスチック製となります。

  • Xperia Z5 Premium(SO-03H)
  • Xperia Z5 Compact(SO-02H)
  • Xperia Z5(SO-01H/SOV32/softbank Z5)
  • Xperia Z4(SOV31/SO-03G/402SO)
  • Xperia Z3C
  • Xperia Z3
  • Xperia A2
  • Xperia ZL2
  • Xperia Z2
  • Xperia A
  • Xperia Z1
  • Xperia Z
  • Xperia AX(SO-01E)
  • Xperia UL(SOL22)
  • Xperia VL(SOL21)
  • Xperia Z1f(SO-02F)

手帳型のXperiaケースが作れる – マイケースカバーズ


こちらもDMM.make同様、1個からオリジナルのXperiaケースが作れるサービスですが、DMM.makeがプラスチック製のケースしか作れないのに対して、こちらは手帳型のXperiaケースにも対応しているのが特徴です。

とにかく対応している機種の種類が豊富で、手帳型だけでも200機種以上あるので、取り扱い機種の多さで選ぶならこちらで間違いないでしょう。

Xperiaの手帳型ケースの対応機種は下記の通りです。

  • Xperia AX(SO-01E)
  • Xperia Z1(SO-01F/SOL23)
  • Xperia Z3(SO-01G/SOL26/401SO)
  • Xperia Z5(SO-01H/SOV32/501SO)
  • Xperia Z(SO-02E)
  • Xperia Z1 f(SO-02F)
  • Xperia Z3 compact(SO-02G)
  • Xperia Z5 compact(SO-02H)
  • Xperia Z2(SO-03F)
  • Xperia Z4(SO-03G/SOV31/402SO)
  • Xperia Z5 premium(SO-03H)
  • Xperia A(SO-04E)
  • Xperia A2/J1 compact(SO-04F)
  • Xperia A4(SO-04G)
  • Xperia ZL2(SOL25)

まとめてたくさん作るときにおすすめ – ティンカーベルドリーム


こちらは個人向けに注文できる上記のサービスとは異なり、一度にまとまった数を注文する販売店や業者向けのサービスです。

対応している印刷方法はインクジェット印刷と3D印刷(昇華転写)の2種類で、最低ロットや納期は在庫のケース数によって変動するようです。

販売用の商品としてオリジナルXperiaケースを作りたいという方はこちらのサービスで見積りをとってみると良いでしょう。

また、スマホケース以外のアパレル・アクセサリーも扱っているので、自分の描いたイラストでいろいろグッズを作りたいという方にもおすすめです。

まとめ

以上、Xperiaスマホケースのオリジナル製作できるサービスを紹介しました。やはりiPhoneに比べると印刷サービス自体が少ないので、Xperiaユーザーにとっては少し残念ですね。

しかし、ガラケーは既に携帯電話市場から姿を消しつつあり、国内メーカーが次々とスマートフォン事業から撤退している中でも、SONYは次々と新機種を発表し続けています。

ジョブズ没後のiPhoneシリーズがいまいちパッとしないと言われている中で、Xperiaは次の一手をどう打ってくるのか?期待したいところです。