誰でも簡単にできる!オリジナルiPhoneケースを手作りする方法

2016年6月12日 公開
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2016年6月13日 更新

オリジナルiPhoneケースをネットで注文する場合、入稿用デザインデータの作成や、オンラインでの決済等が必要になるため、ネット通販や印刷通販に不慣れな人にとっては敷居が高く感じることもあるかもしれません。

そこで今回は、もっと気軽に自分で作ってみたいという人のために、100円均一ショップなどで購入できる透明のiPhoneケースの中に、写真やイラストを印刷したシート(以下印刷用シート)を入れて作る、オリジナルiPhoneケースを作る方法を紹介します。

Google ChromeやSafariなどのウェブブラウザを使って、簡単に印刷用データを作成するツールを用意したので、家庭用のプリンタがあれば、今すぐに手作りのオリジナルケースを作ることができます。

用意するもの

  • 透明のiPhoneケース
  • インクジェットプリンタ
  • 写真用紙(なければ普通紙でもOK)
透明のiPhoneケース

透明のiPhoneケースは100円ショップや家電量販店などで販売されているポリカーボネート製のクリアケースを使います。ケース素材はハードケース、プラスチックケースなどと記載されている場合もありますが基本的にどれも同じですので、あまり気にしなくても大丈夫です。

写真を印刷する場合は写真用紙を使ったほうがより綺麗に印刷することができますが、普通の紙でも特に問題ありません。事前に普通紙でテストして、もう少し綺麗に印刷したくなったら写真紙で試せば良いでしょう。

実践!手作りiPhoneケースを作ってみよう

1. 印刷する写真・イラストの準備

まずは印刷用のデータを作成するため、印刷したい写真やイラストを用意します。写真はiPhone5のサイズ(縦128mm×横58mm)に切り取られるため、できれば縦長の写真の方が好ましいでしょう。
今回はテスト用に我が家の猫の写真を使います。

2. 印刷用シートの作成

用意した写真やイラストをiPhoneの型紙に当て込んで、印刷用の印刷用シートを作成します。Google ChromeやSafariなどのウェブブラウザから直接作る方法と、Adobe Illustratorを使う方法の2通りがあります。

印刷シートの作成画面

以下のリンク先のページを開いて、「ファイルを選択」ボタンをクリックし、印刷したい写真やイラストを選択します。自動的にiPhone5のサイズにフィットするように画像が配置されますので、問題なければ「印刷する」をクリックしてプリントアウトしてください。

印刷用印刷用シート作成ツール – iSheet Maker

3. 印刷用シートをプリントアウト

作成したデザインをプリントアウトします。写真を印刷する場合は写真紙が望ましいですが、あまり厚みのある紙を使うと、ケースが正しく装着できなくなる場合がありますので注意しましょう。
印刷時のサイズは倍率100%で印刷してください。上手く印刷されない場合は下記を確認してください。

Google Chromeの場合

印刷設定画面の「詳細設定」をクリックし、「背景のグラフィック」にチェックを入れる。

Safariで印刷する場合

印刷設定画面の「詳細を表示」をクリックし、「背景をプリント」にチェックを入れる。

Firefoxから印刷

印刷設定画面の「アピアランス」の「背景画像をプリント」にチェックを入れる。

4. 印刷用シートを切り取る

プリントした印刷用シートをiPhoneのかたちに沿って切り取ります。
カメラホールのサイズはケースによって若干異なりますので、適宜調整しながらシートを切り取ってください。

5. 完成

切り取った印刷用シートを透明ケースに入れ、iPhoneを装着して完成です。

まとめ

以上、透明ケースを使ったオリジナルiPhoneケースの作り方について紹介しました。

友達と一緒に撮影した写真を使ってお揃いの手作りiPhoneケースを作ったり、ペットや子供の写真などを入れて作るのも面白いでしょう。

また、好きなアニメのキャラクターのスマホケースを作ろうと思っても、一般的な印刷会社では版権の問題があるため注文することができませんが、個人で利用する分には自分で作れば問題ありません。

100円均一ショップで購入できる材料だけで、誰にでも簡単にオリジナルiPhoneケースを作ることができるので、オリジナル制作に興味のある方は是非チャレンジしてみてください。